もうひとつの大和天井
大和天井という言葉をご存じでしょうか。1階の天井を張らずに2階の床板裏面を天井替りにした仕上で、現しになる梁や板裏はそれなりに化粧を施すのですが基本的には簡素な天井です。別名“ささら天井”、床板を張るために渡した小梁を“ささら”と呼ぶ ...
ドイツ壁について
最近読んだ本の中で気になる記述をみつけました。リシン掻き落とし仕上について書かれたもので、リシンは大正時代にドイツからはいってきた「リシンプッツ(商品名)」が一般名詞化したもの、当時、リシン掻き落とし仕上が大流行し、ドイツ壁(ドイツリ ...
瓦屋根について 2
瓦の三大産地といえば三河(三州瓦)、淡路(淡路瓦)、石見(石州瓦)となっていますが、元々は地域ごとに様々な瓦が造られていました。その名残りもあるのでしょうか、JIS規格で定められている瓦の寸法もひと通りではありません。桟瓦のうち和瓦と ...
瓦屋根について 1
本格的に建築設計を始めたのは平成のひと桁の頃ですが、そのころ設計協議の場で役所の担当者から、なるべく勾配屋根で設計してくださいとよく言われました。昭和40年代に建てられた公共施設の多くは鉄筋コンクリート造で陸屋根です。役所では建物の漏 ...
木目と杢目
製材に現れる年輪などの模様を一般には木目といいますが、学問の世界では木理(もくり)というのだそうです。木目には木の向きと平行になっている柾目(まさめ)と、それ以外で山型・筍型になった板目(いため)があり、俗に、木偏に正しいと書いて柾、 ...
縁側の種類
今年になってからの出来事です。調べたいことがあって住宅メーカー数社のHPを見ていた時に、縁側について変な記述を見つけました。1社だけなら珍しくは無いのですが、その時は2社つづけて同じような記述があったので、一瞬、自分の知識を疑いました ...
中世の「会所」
寝殿造は平安時代から中世にかけて見られた貴族の住宅様式で、住宅で現存する建物はありませんが、平等院鳳凰堂などが様式としては近いとされます。母屋、庇、床板、柱、そして濡れ縁で構成されたフラットな空間で、壁に囲まれた部屋はほとんどありませ ...
電気はクリーンエネルギー?
冷暖房や給湯の熱源は電気・ガス・灯油などがあります。オール電化住宅のメリットとして以前は深夜電力利用による光熱費の削減効果を伝えるものが多かったようですが、最近は災害時に自給自足エネルギーがあることにシフトしてきているようです。太陽光 ...
家電の電力消費量
家庭によって事情は異なるので一概には言えませんが、冷蔵庫・テレビ・ウォシュレット(暖房便座)・電気ポットなどで家電製品すべてを合わせた電力消費量の6~7割を占めています。デジタルテレビが普及し始めたころその省エネ性能も盛んに宣伝されて ...
LED照明しか残らないのか
価格がこなれてきたこともあって住宅の照明器具はLEDが主流になってきました。面白く思うのはLEDランプにはルーメン(lm)が表記され、実際は〇〇ワット(W)相当という表記を頼りにして明るさの見当をつけていることです。ルーメンもワットも ...









