1間(けん)=6尺とは限らない
畳がある家で育った人には部屋の大きさを〇〇畳相当と表現すれば伝わりやすいという知見がかつてはあり、主要室の面積は㎡数と畳数を併記することが一般的でした。その当時、特に高齢の男性からは“都会の8畳は田舎の6畳くらいだから”といった言葉 ...
斐川平野には不思議が残る
“鉄穴(かんな)ながし”によって斐川平野が造られたかのように書かれた文章を目にすることがありますが、実際は少し影響があった程度ではないでしょうか。斐川平野(簸川平野・出雲平野)の面積は東西20km×南北8kmで約160k㎡、砂鉄採取の ...
康国寺庭園
康国寺(島根県・出雲市)は臨済宗妙心寺派の古刹、弧峰覚明禅師によって南北朝時代(1322年)に開山、江戸中期(1730年代)拙庵禅師の時に寺域を拡大、庭園は1830年から3年半の歳月をかけて整備されまし
鉄穴ながしの鉄穴とは
たたら製鉄に関連して“鉄穴(かんな)ながし”に言及されることがあります。山を崩して大量の土砂を河川に流していたことを環境破壊として批判する文章、崩された山は棚田となり下流に流された土砂は斐川平野を形成したと紹介する文章など様々ですが、 ...
玉鋼は明治時代から
日本刀について詳しくはありませんが、日本刀は中世のものが高品質だという話を聞いたことがあります。当時、日本刀の原材料である和鉄は千種鋼(ちぐさはがね・兵庫県南西部)や出羽鋼(いずははがね・島根県西部)が有名で、そこに奥出雲の名がでてく ...
和風・和の暮らし・和モダン?
和風庭園や日本建築といった言葉は日常生活でごく普通に使われますが、学問上の定義がある言葉ではないため、専門書で使用される場合は著者によって“この本の中では〇〇という意味で使用する”と注釈が付くこともあります。広告や旅行雑誌などマーケテ ...
イメージの共有
土木設計や機械設計ではあまり多くないかもしれませんが、建築設計は建物オーナーやユーザーと打合せすることが多いため、技術的タームを極力用いないでコミュニケーションする必要があります。特に設計の初期段階では初対面でバックボーンが全く異なる ...
深田氏庭園
深田氏庭園(鳥取県・米子市)は鎌倉時代に造られた山陰最古の庭で、国指定名勝ともなっています。広大な屋敷の奥に造られた池泉式庭園で、この庭自体はさほど大きくないのですが、石組に迫力があり、他とは違った印象を与える庭です。
山 ...
建物の耐用年数とは
建物の耐用年数は、物理的耐用年数、機能的耐用年数、社会的耐用年数のいずれかによって決定されます。物理的耐用年数は、経年劣化による性能低下が限界を超え通常の修繕や部品交換では回復しないと判断される状態を指し、鉄や木材の腐食、コンクリート ...
建物の長寿命化・住宅
住宅について建物の長寿命化という命題そのものが成立するのか?という疑問があります。江戸時代や明治時代に建てられた古民家と呼ばれる住宅は、子孫が何代にもわたって住み続けることを前提にしていますから、建設費の捻出、部分的な増改築、傷んだ部 ...









